​リガーディングアニマルズ

トラストテクニック®は、ジェームス・フレンチの長年にわたる自らの動物との経験から生まれ、パートナーのシェリー・スリンゴと共に開発されました。人間と動物が感情を共有することを認識し、互いにどのように反応し合うかを理解するのがトラストテクニック®です。動物の好ましくない行動の多くは、好ましくない反応パターンを繰り返すことによって起こります。

これを理解すれば、人間が意図的に作り出したピースオブマインド（安心感・安らぎ）に動物が反応するという状態を作ることができます。そうすることで、好ましくない反応パターンや負のサイクルを断ち切り、人間にとっても動物にとっても双方にとって良い結果を生み出すことができるのです。その過程で動物はアンピース（ピースとは逆の不穏・不安など）を手放していきます。これは好ましくない行動問題を解決するだけでなく、心身ともに癒してくれるという効果もあるのです。

また、より深いレベルの絆が生まれ、人間との関係、動物自身、そして人間に対する信頼・自信を構築することができるようにもなるのです。

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三つの原則

​クリエーティブリアクション (Creative Reaction）

これがトラストテクニック®の基本となります。人間が考えすぎる思考を抑えると、動物の考えすぎを抑え、ピースフル（平穏・穏やか）な状態にしてあげることができます。精神的に平穏な状態にある動物は、自分の周りの環境も穏やかな目で見ることができます。これは動物たちの生活自体にポジティブな影響を与え、その結果、好ましくない行動のほとんどが解消されるのです。

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リアライゼーションラーニング (Realization Learning)

いったんクリエーティブリアクションの関係が確立されたら、別の環境（実際に動物がネガティブな反応をしがちな環境）に場所を移し、そこで動物をさらに助けることが出来ます。注意深く動物の意見を聞きながら（これを「マインドフルリガード」と呼んでいます）動物のペースで一歩ずつサポートしていきます。これにより動物は自ら気づき学んでいくことができるのです。

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トラステッドコオペレーション (Trusted Cooperation)

ここまでくると、動物と人間との間の扉が開くように、2-Wayの直感的なコミュニケーションが自然と生まれてきます。トラステッドコオペレーションとは、動物に対して感謝の気持ちで働きかけることです。動物はその人に対して強い絆を感じ、その人が望むことにはなんでも応えようとするようになります。そうならない場合は、なぜ彼らが応えられないのかを人間が理解出来るようになっていきます。こうして、真の信頼関係を基にしたお互いの協力関係が築かれていくのです。

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想像してみてください。

もしボスが頼みごとをしてきたらボスの機嫌を損ねたくないからやりますよね＜ボス－部下（恐れに基づいた）関係＞。もし親友が頼みごとをしてきたら喜んでやりますよね。親友なんですから。それにその親友も自分が逆の立場なら必ず助けてくれるという信頼関係がありますから＜親友（信頼に基づいた）関係）。

 

この違い、わかりますか？

信頼関係が全てです！

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​メリットは何でしょう？

• 動物の問題行動の解決

（興奮しやすい、不安がる、臆病、内気、怖がる、攻撃的、等）

• 精神的・肉体的な癒しの促進

• より深く強い絆の構築

• 人間との関係、動物自身にまたは人間に対する信頼や自信の構築

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